そろそろ脱出

福祉の仕事はは昇進出来なければ地獄だよ。

知的障がい者施設に就職するには?辞めたい職員が話すすべて。その1。

知的障がい者施設に就職するには?辞めたい職員が話すすべて。その1。

知的障がい者施設に就職するには?辞めたい職員が話すすべて。その1。

知的障がい者支援入所施設での勤務経験のある管理人の峰岸です。こんにちは。

 

今回の記事もブログの本題とは、まったく関係はないのですが、わたくしの自己紹介も兼ねて、もしも記事タイトルにビビッときた方には、絶対にお役にたつお話しをしていきますので、是非最後までお読みいただければ幸いでございます。

 

でははじめます。

 

まず知的障がい者施設にはどのようにすれば就職できるのでしょうか?

 

 

知的障がい者施設で働くには?

それには様々な、ありとあらゆる方法があります。わたくしは介護福祉士の資格を持っていますが、初めは特別養護老人ホームで働いていました。

 

しかしわたしの努めている社会福祉法人内で、人事異動があり知的障がい者支援施設で働くことになりました。

 

このように人事異動で急に知的障がい者施設での仕事が決まることもあります。

 

もしも初めから新卒で、知的障がい者支援施設でお仕事がしてみたい!という方であれば、福祉系の大学に進学すれば、資格も取れ就職も斡旋してくれるでしょうし、地域さえ選ばなければ、熱意さえあればハローワークからの求人で、採用されることもあります。

 

一番お勧めしたいのは、どうしても知的障がい者支援施設で働いてみたい意思をお持ちであれば、ボランティア体験にいらしてみてはいかがでしょうか?

 

施設管理者などに顔を覚えてもらえると、就職したいというアプローチもしやすいですし、優先してくれる可能性もわたしはあるのではないか?と思います。

 

そのように知的障がい者施設に就職、働く方法はあまりにも様々ですが、大事なのは働きたい!という熱意は重要だと思います。

 

さて、そんな風に私も知的障がい者施設の職員になったわけですが、働き始めてからはそっこーで辞めたくなりました。

 

それはこんな理由でした。

 

 

私が知的障がい者施設をそっこーで辞めたくなった理由。

ここで皆さんに一つご理解をいただきたいのは、わたしは他の職員とは違う高い志を持ち、他の不真面目な職員と連携できない独りよがりな人間だ、

 

というのとは決して違うということは是非ご理解いただいた上で、お読みいただければ幸いです。

 

まぁただこうして知的障がい者施設には「ブロガー」なるような人種もいないし、クリエイティビティのあるような気質の人間には、施設のような閉鎖的な施設空間にはなじまないような気はします。

 

そういうとやはりあなたは上から目線なのではないですか?と言われそうですが、順を追って説明していきますね。

 

私が施設を辞めたくなった理由は、

 

何をしたらよいのかわからなかったから

 

です。何をしたらよいのかわからない・・・・。それはどういうことでしょう。

 

私が働いた知的障がい者施設は、とにかく職員は何もしないのです。そうです。本当にそんな世界があるのです。

 

例えば、利用者様が便失禁したとします。その利用者様は自閉症で常に職員の目を盗んで水のみ、無断外出をしようとします。

 

そうすると、職員たちはこう言います。

 

「なんか臭う」

 

なんかくさいねー、そう言うだけです。何も動きません。何もしないと汚染は拡大するので、便失禁はそうそうに処理しなければなりません。

 

結局わたしが処理すると、その処理をしている間、本当に職員は何もしないので、持ち場に戻ると、また次のトラブルが発生しているのです。

 

また夜勤になると少数人数で行いますので、何かあっても他の職員は助けてくれません。

 

夜間に起きだし動きの多い利用者様がいても、他の職員は動きの少ない利用者様のいるブロックにいてスマホをいじり、助けてもくれません。

 

とにかく深夜に大声をあげ、歩行ができないので、部屋から這いながら出てくる利用者様に対し、致し方なく部屋の入口を塞ぐとしましょう。そうしないと、他の夜間無断外出しそうな利用者様に注意を向けることはできないからです。

 

すると、一緒に夜勤をしている、他の職員は告げ口をするのです。

 

「利用者を拘束している」と。

 

わたしにはここら辺ですべてがアウトでした。職員間で仲良くなんてしたくもないし、興味もないし、仕事にもならない。

 

まずわたしの働いた施設では妙な職員間の結束力もあり、例えば施設には「行事」がありますが、その行事を成功させよう。みんなでお揃いのTシャツを作ろう!とか。

 

正直な話、私はそんなTシャツ代なんかも出せないくらい、ここの施設の給料じゃ、生活に困窮しておりました。

 

もう私がそうなのか?周囲がそうなのか?はわかりませんが、すべてが周囲とずれており、会話が噛み合うことは全くありませんでした。

 

しばらくすると花山という主任が人事異動で配属されてやってきて、わたしのような職員を「ターゲット」にするのでした。

 

ただわたしは叶うものなら、こうも思っていました。

 

この周囲の職員と、嘘でもいいから仲良くしたい。と。

 

ただこうすることは様々な要因でできませんでした。一つ目はわたしは病気だということです。病気で一日中苦しいのです。人は「違和感」を一目で察知します。

 

そうして排除しようとしたり、人によっては心配して声をかけようとします。違和感のある自分が職場にきてすることは、少しでも給料分の作業をし、早く静養したいということです。

 

自分にも様々原因もあるでしょうし、それを指摘したい方も沢山おられるとは思いますが、わたしは上記のような気持ちでしか働けませんし、何よりも現実的で合理的で理論的で、病気なだけで、わたしはそうした知的障がい者施設という環境は、自分には合わなかったです。

 

もしも何かこのお話しを聞いて思い当るかたがおりましたら、お気軽にコメントをくださいね。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。